厳選！おすすめの中国歴史/宮廷

中国ドラマの中でも歴史をあつかったドラマは、その歴史の重みからやたらと長編になる傾向があります。ここ数年、中国のドラマや映画は制作費用も高額で、歴史のスケールだけでなくキャストや衣装も豪華になり、衣装をみるだけで満足といった作品も多いです。

日本では特定の時代に人気が集中する傾向にあり、やはり日本と関わりがある、特定の有名な人物との関わりが深い時代がすんなり頭に入って、見るにはおすすめです。

まだ日本では放映される機会がそこまで多くない中国ドラマですが、歴史ドラマなら誰もが一度は見聞きしたことがあることを題材にしているので、親近感がわくこと間違いなしです。

 

中国の歴史・武俠ドラマは一機に見れる動画配信サービスがお得

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中国・台湾でも人気のおすすめ中国歴史ドラマTOP３

筆者がドラマの内容、キャストから厳選した、「これは中国の歴史ドラマでは外せない！」という作品を紹介します。

おすすめドラマ①：宮廷女官 若曦（じゃくぎ）

• 題名：宮廷女官 若曦（じゃくぎ）／ 原題：步步惊心 (2011)
• 話数：35話
• 時代背景：清王朝、第4代康熙帝（ 1654年～1722年）～第5代雍正帝（1678年～1735年）
• キャスト：リウ・シーシー、ニッキー・ウー、ケビン・チェン、ケニー・リン、ユアン・ホン他

★見どころ：

①短編ドラマで見やすい初心者向け歴史ドラマ

中国の歴史ドラマにしては短めの35話の中に、2世代にまたがる歴史がギュッと凝縮されています。それでいてストーリーのテンポもよく、歴史的背景や登場人物も史実に基づいたものになっています。（主人公の若曦はフィクションです）

また、歴史と同時に恋愛要素も盛り込まれていて、女性にとっては「どの皇子がいいか？」と妙に感情移入してしまうところが“ハマる”ドラマです。

韓国でヒットしたイ・ジュンギ、IU主演の『麗～花萌ゆる8人の皇子たち〜』の元になっている原作ドラマでもあります。

>>>『麗～花萌ゆる8人の皇子たち〜』あらすじ・キャストを見る

②中国、台湾で活躍するキャストの出演

このドラマには、今では主役になるくらいの俳優やその後のヒット作に出演するなど、ブレイクした俳優が多く出演しています。

主役のリウ・シーシーは『酔麗花エターナル・ラブ』や『女医明妃伝』など中国歴史ドラマには欠かせないトップ女優です。13皇子役のユアン・ホンは『秀麗伝』で主役を務め、2018年の人気ドラマ『鳳凰の飛翔』にも出演しています。

14皇子役のケニー・リンは日本でも人気の『恋せよ姐Go！』や『三国志－趙雲伝－』、最近のヒット作『楚喬伝』ではチャオ・リーインと共演し、現代ドラマから歴史ドラマまで幅広い役を演じる実力派です。
>>>『三国志－趙雲伝－』みどころ・キャストを知る

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おすすめドラマ②：琅琊榜(ろうやぼう)壱

• 題名：琅琊榜(ろうやぼう) ／ 源題：琅琊榜 (2015)
• 話数：54話
• 時代背景：南北朝439年～589年（架空）
• キャスト：フー・ゴー、ワン・カイ、リウ・タオ、チェン・ロン、ビクター・ホアン、ウー・レイ他

★見どころ：

①梅長蘇の頭脳戦に惚れる！

中国のゴールデングローブ賞といわれる「国劇盛典」の2015年授賞作品です。中国では神劇（大ヒットドラマ）といわれ、辛口評価サイト豆瓣でも9.3（10点満点中）と、かなり評価の高いドラマです。

歴史ものには付きものの「策士」といわれる、戦略を練る者とそれを実行する者達との心理戦と実践の対決が、ドラマを構成していて一度見始めたらとまらない！

誰が敵で見方なのか、わからなくなる展開と策がバレそうでバレないドキドキ感が半端ないドラマになっています。

②中国・台湾の実力派俳優が総結集した神劇

このドラマには、現在中国/台湾ドラマでベテランとして欠かせない実力派俳優が多く出演しています。

主役の梅長蘇のフー・ゴ―2006年事故で重傷だったものの、翌年には見事復帰し、その復活劇が梅長蘇と似ていたことでも注目を集めたドラマです。最近は映画へも出演し最新作『The Wild Goose Lake』はカンヌ映画祭にノミネートされました。

靖王を演じたワン・カイは、『黄金時代』が2014年東京国際映画祭上映され、ドラマでは『記憶の森のシンデレラ』、2018年には『大江大河（原題）』で高い評価を得ています。

リウ・タオは、スン・リーと共演した『ミーユエ』、2018年の『三国志－司馬懿 軍師連盟－』ではウー・シュウポーと夫婦役を演じる等、すっかり歴史ドラマの顔となっているベテラン女優です。

また梅長蘇のお茶目な護衛飛流を演じたウー・レイは子役出身で、若手俳優トップ20に入る期待の役者です。歴史ドラマから『ときめき旋風ガール』『私のツンデレ師匠様！』などの現代ドラマまで幅広く出演しています。

2017年には、この琅琊榜の次世代のドラマ『琅琊榜弐』が放送されこちらも、話題になりました。

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