韓国の伝統行事『秋夕(チュソク)』をドラマで学ぶ

 

今年の韓国では9月15日が『秋夕(チュソク)추석』といわれる3大行事のうちの1つがあります。日本でいうお盆のような季節行事です。旧暦の8月15日にあたります。日本では「中秋の名月」といってお月見をする時期です。

季節がら豊作を喜び、先祖を祭り自分の生まれた根本を見直し恩を返すことが行われます。行事としては「茶礼」と「墓参り」が一般的です。よくドラマでもお墓参りをした時にはまず草刈り(伐草・ポルチョ・벌초)をしてお酒を掛け、供え物をする場面が出てきますが、あれです。宗教的な意味合いは少なく、民俗的な行事です。

国民的な祝日なので、秋夕の前後がお休みとなり多くの人が里帰りし親戚が集まる一大イベントです。知り合いや日頃お世話になっている人には様々な贈り物をします。日本でいうお歳暮(お中元)に近い感じです。
この秋夕の歴史は古く三国時代(高句麗・百済・新羅)の記録には秋夕と似た行事を見つけることができるようです。かなり長い伝統を持つ行事だけに韓国の人々にとっては大事な名節です。

茶礼(チャレ)다례とは?

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秋夕には収穫を祝う意味もあります。新穀でつくったお酒とソンピョン(松餅)やナツメ、梨、栗など収穫された果物を先祖の茶礼卓(祭壇)に供えます。
秋夕当日の朝、新調した晴れ着を着た人々が茶礼床(供えもののある祭壇)に向かって深くお辞儀(礼)をして年の節目や収穫の喜びを先祖を迎えながら祝う儀式を行います。これが“茶礼”です。茶礼が終わるとお供えものを家族(親戚)全員で分けて食べます。

伝統文化を体験できる!

この時期には家族や親せきが集まるので、テレビの特別番組はもちろん、新作ドラマや映画が公開されたりします。またみんなでできる伝統的な遊びも体験したり、催しが行われたりして子ども達にとっても楽しみがあります。代表的な遊びに투호(トゥホ・投壺)、팽이치기(コマ回し)、윷놀이(ユンノリ)、 승경도놀이(スンギョンド)、 널뛰기(ノルトゥィギ・板跳び)、자치기(チャチギ)などがあります。

これらの遊びは昔、宮中で行われていたものや両班(李氏朝鮮の上流階級)、庶民の娯楽として行われていたものです。韓国の時代劇ドラマでもたまに出てきたりします。私の記憶しているドラマの中でもでていました。ちょっとだけ紹介しますね。

太陽を抱く月』・・・チャチギ、トォホ(投壺) ⇒ チャチギの説明はこちら

宮 in palace』・・・ユンノリ ⇒ ユンノリの説明はこちら

他にも「宮」では宮中で遊ばれていた伝統の遊びがでてきます。豆知識として知っているとドラマも興味深いです。



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