「秘密の森」あらすじ・相関図・キャスト

韓国ドラマ「秘密の森」は、ジャンルドラマとしての潮流を変えたドラマと言われています。このドラマはサスペンス、犯罪ドラマですが、これまでの韓国のサスペンス、犯罪ドラマの定番である「警察」と「検察」の対峙、組織内部の不正、サイコパス的な殺人など“絶対悪”のないドラマです。

韓国のゴールデングローブ賞と言われる、第54回百想芸術大賞の大賞を受賞したドラマで、主人公の検事ファン・シモクを演じたチョ・スンウ(「馬医」)や映画で定評のあるペ・ドゥナ(「空気人形」)、実力派若手女優のシン・ヘソン(「黄金色の私の人生」)など出演者の演技力の高さもドラマに引き込まれる要素となっています。

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また、初回こそ3%という視聴率でしたが、回を追うごとに着実に視聴率が上がり最終回では6.6%とケーブルテレビにしては高視聴率を得たヒットドラマです。

通常サスペンスドラマではドラマの内容を後追いするのが難しく、途中からの視聴率アップはありませんが、この「秘密の森」は異例の途中アップとなっていて、評判の高さがうかがえる視聴率となっています。(通常ケーブルテレビの視聴率5%~8%は地上波の20~40%に匹敵すると言われる)

これまで韓国のサスペンスドラマは「サイン」(2011年)、「ナイン」(2013年)「シグナル」(2016年)に代表とされる、大きな権力に代表される完全悪にたどりつくための補足事件という構成になっていて、比較的犯人の推理は結末が見える内容でした。

しかしこの「秘密の森」は完全な悪人は見当たらず、ドラマの回を重ねるごとに容疑者が多くなる、まさに森に迷い込んだかのような感覚におそわれるドラマになっています。

起こった出来事を淡々と描写し、考察していく主人公のシモクの推理の姿と事件を起こした背景にある、個人的なありふれた事情が簡単そうに見えて、逆に事件の本質を見えなくしている演出が犯人の推理を難しくしつつも、ドラマにはまる要素となっています。

思わず自分でも事件や人物関係を整理したくなるドラマです。(真犯人の意外性には驚きですよ。)疑惑が事件を呼び、事件が疑惑を大きくする、なんとも抜け出せないドラマの渦にはまること間違いなしです。韓国ドラマ「秘密の森」に迷い込んでみてください。

 

 

秘密の森 ドラマ概要&動画・DVD情報

 

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「秘密の森」あらすじ:

子どもの頃に病気で受けた脳の手術により、感情を失い理性だけで行動する孤独な検事のファン・シモク(チョ・スンウ)は検察内部に大きな不正があることを疑っていた。

ある日、シモクは検察のスポンサーのサムファ建設社長のパク・ムソンに情報提供を口実に呼び出され、パクの家に向かうが、そこには殺されたパクの姿があった。

第一発見者となったシモクは、現場状況や死亡推定時刻からケーブルTV会社の社員を容疑者として疑う。殺人容疑で逮捕され裁判でも有罪となるが、最後まで無実を主張し自殺した。

容疑者の自殺により避難を浴びる検察だったが、事件の真相に疑問をもつシモクはこの事件で知り合った女刑事のハン・ヨジン(ペ・ドゥナ)と再捜査を行う。

捜査の中で殺人容疑は冤罪だとわかるが、何者かが事件を捏造していることに気づく。ここにも検察内部との関わりがチラつくが、そんな中さらに第2の殺人事件が起こる。

事件の真相を追う2人だが、巧妙に仕掛けらた事件はシモクにも容疑者としての疑いがかけられることになる。

犯人の狙いは何なのか?事件が起こる度に増える容疑者と増幅する権力と検察内部への疑惑。

シモクの理性とヨジンの正義感でこの深い森の闇を抜け出せるのか。そしてたどり着いた検察の真実とは?

これまでの韓国のサスペンスドラマにはない、淡々とした事件描写の積み重ねから、容疑者を導きだすシモクの推理に、思わず一緒に考えてしまう妙なハマリのあるドラマです。

ファン・シモク(チョ・スンウ)の感情の無い表情と、その微妙な変化にも注目ですよ!

 

「秘密の森」【登場人物/キャスト】

ファン・シモクヨジンソ検事ヨン検事
ファン・シモクハン・ヨジンソ・ドンジェヨン・ウンス
チョ・スンウペ・ドゥナイ・ジュニョクシン・ヘソン
西部地検刑事3部 検事。子どもの頃に受けた脳の手術で感情をなくす。検察官として原理原則に忠実で融通が効かない。龍山警察署強力班の刑事。男所帯の強力斑で唯一の女刑事。情に厚く、マンガを描くのが得意。西部地検刑事3部 検事。シモクの同僚。自尊心が高く、地方の大学出身で劣等感を抱いている。組織の中で生き残るために不正をはたらく。西部地検刑事3部 検事。検察官見習い。父は元検察トップ、名門出身でプライドが高い。早く一人前の検察官になりたくて焦っている。

 

>>>秘密の森あらすじ相関図詳細(外部リンク)

>>> 秘密の森韓国公式サイト(外部リンク)

 

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