韓国でも人気のドラマ「孤独のグルメ」がソウルドラマアワード2018で受賞
先日シーズン7が放送された「孤独のグルメ」は第9話と第10話は韓国出張編として話題になりました。もともと日本では根強いコアなファンを持つ「孤独のグルメ」ですが、実は韓国でも全シーズン放送されていて人気の番組です。
その「孤独のグルメ」がドラマ専門の授賞式“ソウルドラマアワード2018”の「最も人気のある海外ドラマ賞」(The Most Popular Foreign Drama of the Year)を受賞することが発表されました。この授賞式に主役の井之頭五郎を演じる重松豊氏が招へいされたということです。
「孤独のグルメ」韓国ソウル編ロケ地>>> ソウル焼き肉 / 全州ビビンバ
吉報です=「孤独のグルメ」が「Seoul Drama Award 2018」(SDA)において、「The Most Popular Foreign Drama of the Year」という賞を頂きました。誠にありがとうございましたm(_ _)m#tx_kodokugurume #孤独のグルメ pic.twitter.com/gRVHlkuysZ
— 「孤独のグルメ」 TVドラマ公式 (@tx_kodokugurume) 2018年8月7日
目次
ソウルドラマアワード基本情報と過去の授賞、ノミネート作品
ソウルドラマアワード/Seoul Drama Awardは2018年の今年で13回目を迎え、毎年9月にソウルで授賞式が開催されます。エントリー、ノミネート作品は前年の5月1日から当年の4月30日(2018年は2017年5月1日~2018年4月30日)までに初回がリリース、放送されたドラマが対象です。
名前からして内輪的なアジア限定のイメージですが、世界各国からエントリーがあり2018年は56カ国から268作品エントリーしており、歴代最大規模になっています。ドラマ部門には短編、20話前後のミニシリーズ、長編、コメディーの4部門があり、賞は上記以外にも
- 大賞(1作品)
- 韓流ドラマ賞部門別
- 作品賞部門別
- 個人賞部門別
- 特別賞部門別
- ドラマ主題歌賞 などがあります。
2017年の受賞は>>>ソウルドラマアワード2017受賞作品他
2018年ソウルドラマアワードノミネート作品(韓国・日本他)
2018年のノミネート作品には韓国ドラマ2作品、日本のドラマも2作品ノミネートしています。
ノミネート作品(韓国・日本)
- サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~:韓国(KBS)、コメディ部門、パク・ソジュン主演
- Mother:韓国(tvN)、ミニシリーズ、イ・ボヨン主演、日本ドラマリメイク版
- 陸王:日本(TBS)、ミニシリーズ
- 眩(くらら)~北斎の娘:日本(NHK)、短編
他にもノミネート候補としてあがった作品に、
- 秘密の森~深い闇の向こうに~:韓国(tvN)、ミニシリーズ
- カネの花:韓国(MBC)、ミニシリーズ、チャン・ヒョク主演
- 黄金色の私の人生:韓国(KBS)、長編、パク・シフ主演
- 先にキスからしましょうか?:韓国(SBS)、長編、キム・ソナ出演
- Live:韓国(JTBC)、ミニシリーズ、イ・ドンウク出演
韓国でも根強い人気の「孤独のグルメ」への反応
韓国では孤独のグルメは「고독한 미식가(コドッカンミシッカ)」といわれています。テレビや翻訳されたマンガやドラマで訪れた店のガイドブックなどどれも人気です。テレビでは主人公の五郎をパロディ化した番組やドラマで出てきたお店をめぐる“孤独のグルメ聖地巡礼”も行われています。
またシーズン7の韓国編で登場したソウルと全州ではテレビや新聞でロケ情報が紹介されるなどニュースになるくらいの出来事でした。特に全州では地元料理の「全州ビビンバ」を再認識させるきっかけになったとして、関連するイベントやプロジェクトが発足しました。
日本でも孤独のグルメによって発見されたお店や登場したお店が注目されるようになっています。そんな「孤独のグルメ」の気になるお店を教えてくれるアプリが登場しています。地図やTwitter、食べログなどの口コミとも連携しているので面白いです。>>> iphone App Store