韓国歴史ドラマ「ホ・ジュン」相関図・あらすじ・キャスト
ドラマ「ホ・ジュン 宮廷医官への道」は李氏朝鮮第14代宣祖の時代に実在した医官ホ・ジュン(許浚)の生涯をドラマにしたものです。
ホ・ジュンは現在でも韓国の人々の尊敬する人物で、韓国医学の基礎を築いた人物です。
朝鮮時代の三大医学者の1人で、彼の編遷した『東医宝鑑(トンイボガム)』は朝鮮隋一の医学書として高い評価を得ています。
放送当時“ホ・ジュン シンドローム”という社会現象を起したほど韓国では有名なドラマです。視聴率63.7%という驚異の数値で、韓国史上この視聴率はいまでも1位をキープしている最高傑作の歴史ドラマです。
2013年にはリメーク版として「亀厳許浚(クアム ホ・ジュン)」が放送された。
ドラマ概要
日本語題名:ホ・ジュン 宮廷医官への道
韓国語題名:허준 (1999年韓国MBC)
放送:全64話
脚本/演出:チェ・ワンギュ/イ・ビョンフン
出演:チョン・グァンリョル/ホン・チョンミン/イ・スンジェ/キム・ビョンセ
あらすじ:
両班の父のもと庶子(正妻ではない女性の子)として生まれ自暴自棄の生活から密貿易に加担し逃亡する身となってしまう。
しかしそんなホ・ジュンは逃亡先で出会った恩師の言葉によって医員(医師)を目指すようになる。
宮廷の内医院(宮中で働く人のための医療機関)働きはじめても、世間の弱い立場の人々のために献身的に自身の医学の知識と技術を役立てようと務める。その医療の志と高い技術が評価され両班の身分を与えられるまでになる。
宮廷の高官や王室からの信頼を得るまでになったホ・ジュンは、第14代朝鮮王朝宣祖の主治医(御医)となる。そして宣祖の命を受け韓国医学の書「東医宝鑑」を完成させる。
しかし宮廷の権力や宣祖の後継者争いに巻き込まれることになり苦境に陥るが、自分の信念と正道を持ち続け生涯を全うする。ドラマに出てくる人物や前半のエピソードはフィクションの部分が多いですが、ホ・ジュンの医学や人生に対する一貫した姿勢に感銘します。
【登場人物/キャスト】
チョン・グァンリョル | ホン・チョンミン | イ・スンジェ | キム・ビョンセ | ファン・スジョン |
(ホ・ジュン役) | (イ・ダヒ役) | (ユ・ウィテ役) | (ユ・ドジ役) | (イェジン役) |
朝鮮時代中期第14代宣祖の御医を務めた実在の人物。韓国三大医学者の1人で、韓国医学の書「東医宝鑑」を完成させる。 | 両班の娘だったが、謀反人の家族として逃亡。後に身分が回復するが、その身分を捨ててホ・ジュンの妻となる。 | ホ・ジュンが逃亡中にであった医師。ジュンの師匠であり恩師となる存在。彼の存在がジュンを医師へと導く。 | ユ・ウィンテの息子。ホ・ジュンにライバル意識を燃やす。患者への配慮が欠け父親に絶縁される。 | 幼いときにユ・ウィンテに引き取られ医術を学ぶ。後に医女となるが宮中の噂がもとでジュンの元を去る。 |
>>「許浚 ホ・ジュン」相関図(外部リンク)/詳細人物説明(外部リンク)
>>韓国MBC「2013年 亀厳許浚(クアム ホ・ジュン)」韓国サイト(外部リンク)