ドラマ「太陽の末裔」で見る韓国軍隊を勝手に検証してみた

 

ドラマ「太陽の末裔」は視聴率30%超えの大ヒットを記録した2016年の話題のドラマです。特に本国の韓国をはじめ中国や東南アジアでの女性からの人気が高かったようです。
やはりドラマに出てくる軍人姿に憧れを抱く女性は少なくないですよね。

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実際の軍隊(兵役)を経験している韓国の男性からは少し冷やかな目でみられていました。大半が「あんなかっこいい軍人はいない!」というもの。二度と経験したくない事の一つが“軍隊(兵役)”といわれているので、経験した人にしかわからない本音ですね。
ドラマで描かれている軍人は美化されすぎているというのが大半の見解です。

韓国陸軍 特殊戦部隊への志願者が急増

この「太陽の末裔」は少なからず軍と愛国心に貢献したともいわれています。なんとこのドラマの放送が始まって以来、韓国陸軍の“特殊戦副士官”(いわゆる職業軍人)への一般応募の倍率が前と比べて3倍から5倍へとはねあがり、上昇傾向にあるのだとか。

非現実的だとの批判がある一方、触発される人もいるある意味、影響力の大きいドラマということは間違いないです。

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2017年2月現在「第227期特殊戦副士官募集」が行われています。選抜は筆記試験、体力テスト、面接を経て最終的に選抜されます。この特殊戦副士官募集は年に6回行われています。
一般公募の「特殊戦副士官サポートセンター」があり募集内容や応募資格はそこのサイトで見ることができます。

特殊戦副士官募集の詳細>>> サポートセンターHP

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韓国の軍人の給料は安い?!

ドラマの中で「大尉といえどもの給料は安いから。」というセリフが出てきます。軍人といえば公務員でさらに命の危険もあるのに本当かな。。と疑いつつ調べてみました。

結構というかかなり安いですね。それぞれの階級に“号棒”といわれる勤続年数の等級があるので平均すると下がる傾向にあるようですが。。あくまで基本給なのでこれに何か手当がつけばもっと上がるはずです。
年々改善されて上昇傾向にあり、2017年は2016年より10%引き上げる予定だそうです。

ちなみに民間の全体の平均年収は326万円(2015年)、一般公務員にいたっては571万円で高給取りだとの批判がでています。民間でも大企業は600万円近くと格差がかなりあります。

軍人の待遇について

ドラマの中でカン・モヨンが召集命令の時にユ・シジンが迎えのヘリコプターに乗る場面で「彼は一体何者なんだろう?」というセリフがあります。まさにその言葉通りで“大尉”の身分でヘリコプターが迎えにくることはまずない、とのこと。どんな緊急事態でも軍には序列があり大尉は兵力でも下の中隊長(チーム長)なので上位を差し置いて現地に緊急に行く必要性はまずないはず。各部隊の総司令官レベルは将官以上なのでその身分ではありうる話。
あの場面を見て軍を知る人は、本当に何者だろう?と感じざるを得ない違和感があったようです。

韓国軍の階級については>>>  韓国ドラマ「太陽の末裔」から見る韓国の兵役と軍隊で

また、ユ・シジン達は休暇中にカン・モヨンに出会います。休暇は副士官(職業軍人)以上は比較的自由に行動できるらしいです。
実際の兵役軍務では新兵の場合、新兵訓練終了後の100日から4泊5日の休暇(慰労休暇)がもらえます。その後、21か月の兵役期間に定期休暇として入隊後6か月目に10日、12か月目に9日、18か月目に9日の計28日休暇がもらえます。

2人が再会する“ウルク地区”はどこにあるのか?

ユ・シジンとカン・モヨンが派遣されるところは「バルカン半島の先」にあるウルク地区という紛争地です。実在はしませんがウルク地区のモチーフとなったのが現イラクで、その“イラク”の名前は古代メソポタミアの最古都市ウルクからきているらしいです。

実際のバルカン半島はギリシャ、ブルガリア、マケドニア、トルコなどの国があります。ドラマにでてくる紛争地の人々はロマの人々のような顔つきでエキゾチックな感じです。

>>>太陽の末裔のロケ地について知る

実際2003年のイラク戦争以降、韓国特殊戦司令部の国際平和支援団がイラクに派遣されています。この部隊は“ザイトゥーン部隊”(アラビア語でオリーブの意味)とよばれ2008年の撤収までイラクの平和と再建支援の任務が遂行されています。この部隊の活動は「民事作戦のモデル」と高く評価されています。

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