韓国ドラマ「シグナル」の中の事件が連想させるモチーフとなった事件とは?

 

韓国ドラマ「シグナル」は、現在と過去の刑事が未解決事件の真相を捜査していくサスペンス・ヒューマンドラマです。日本では2018年4月からリメーク版として「シグナル 長期未解決事件捜査班」として放送されることが決まっています。

原作の韓国版「シグナル」では、過去に実際に起きた事件をモチーフにドラマが構成されていて、当時の記憶をよみがえらせるドラマとして注目されました。過去の韓国社会においてインパクトの強かった事件が元になっているだけに、社会の闇とそれをドラマとして見る緊張感を持つドラマですが、その事件との関わりの中で解決しようとする刑事達の人間性も描かれていて毎回没頭してしまうドラマとなっています。

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ドラマ「シグナル」の関連する事件のいくつかを集めてみました。

ドラマ「シグナル」のモチーフ事件の数々

ドラマ「シグナル」では未解決捜査班の扱う事件が実際の事件を連想させるものとなっています。

少女誘拐殺人事件:第1話~第2話 パク・ナリ誘拐殺人事件(実事件)

ドラマでは主人公のプロファイラー、パク・ヘヨンと同じ小学校の同級生が誘拐される事件です。
パク・ヘヨン(イ・ジェフン)が赤い靴の女を目撃し犯人と主張するのが印象的でした。

これは1997年にソウルで起きた当時小学2年生のパクさんが誘拐され殺害された事件。実際に犯人は当時28歳の女性でしかも当時妊娠していたこともあり、犯人像とは違うとして一度警察が検問で取り逃がしていたという。事件後14日目に逮捕された。犯人はサイコパス的な人物で身代金目的で誘拐したことがわかった。

ドラマの中ではこの事件の犯人逮捕をきっかけに殺人事件の時効が撤廃されることになり「未解決事件捜査チーム」が結成されますが、実際韓国で殺人の時効が撤廃されたのは2015年8月です。それまでは殺人罪に関しては15年の時効がありましたが、2007年に25年に延長されています。
これはもともと日本の刑事訴訟制度を参考に決められたとされ、日本では時効は2005年に15年から25年に延長され2010年に公訴時効自体が廃止されています。

京畿南部連続殺人事件:第2話~第4話 華城連続殺人事件(実事件)

韓国における代表的な未解決事件。1986年~1991年にかけて京畿道華城郡(ファソン)で起きた連続殺人事件で、10名の女性が殺害された韓国史上初めての連続殺人事件。2006年4月2日に最後の事件の公訴時効が成立し、一連の事件の犯人を訴追することができなくなった。

8番目の事件の犯人は逮捕されたが、それまでの事件の模倣犯だった。また9番目、10番目の事件は犯行の手口が他の8件と違うため犯人は別人とされている。なおドラマ中の犯人はバスを使ったという手掛かりは、7番目の犯行直後にバスに乗ったとされる犯人像が「20代前半、B型、身長160後半~170cm、角がりで細面」というバス運転手の証言と一致したことに基づいている。犯人はバスを使い水原市から華城郡(現華城市)を移動していたと推測されていた。

のべ180万人の捜査員が関わり、この事件をきっかけに基礎捜査や科学捜査の重要性体系的な捜査の確立に拍車をかけたといわれています。
2003年にはこの事件を扱った映画「殺人の追憶」(살인의 추억)が公開され510万人を動員しています。

大盗事件:第5話~第7話 趙世衡窃盗事件(実事件)

1970年代~1980年代の初め、主に財閥や富裕層を中心に窃盗事件が相次ぎ、現金や手形・貴金属などが盗まれた事件。当時、貧しい人からは盗まず金持ちを中心に被害にあったことや、盗んだ金品の40%を貧しい人に分け与える、白昼堂々と窃盗に及ぶ神出鬼没な特徴から現代版義賊ホン・ギルドン(朝鮮時代の義賊)、韓国版ルパンと呼ばれた。

犯人の趙世衡は1982年に検挙され服役した。出所後、牧師となり社会福祉活動を行い宣教のために日本に訪れることも多かった。しかし2001年に窃盗の罪で日本の警察に逮捕されている。
その後も韓国国内で数々の窃盗を繰り返し「韓国最高の大泥棒」として有名。

ドラマではイ・ジェハン刑事(チョ・ジヌン)の死に関わる事件、そして他の事件に派生する事件として重要な位置づけとなっているのでじっくり見てくださいね!

>>> ドラマ後半に続く



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