ドラマ「宮(クン)」で見る韓国料理“トッポギ”

ドラマ「(クン)」のチェギョン(ユン・ウネ)は食べることが大好きな女子高生です。ストーリーの節々でお父さんの手作り料理の差し入れで実家の家族の愛情を感じるチェギョンが印象的でした。

チェギョンが宮中に入って食べられなくなった!と言って嘆いていた好物が“トッポギ”です。

チェギョンと友達が放課後のよく立ち寄っていたのが、学校のすぐ側にあるトッポギの屋台で韓国では屋台の定番となっています。

韓国語の「トック(떡)」が朝鮮半島ののことをいい、「ポギ(볶이)」は韓国語で炒めるという意味。直訳すれば「炒めた餅」になる。 一般的にトッポギというと赤いものを想像しますが、コチュジャンを使用した赤いものが「コチュジャントッポギ」と言われ庶民的なものです。もともと李氏朝鮮時代の宮中料理にはトッポギがありましたが、こちらは醤油で味付けをした辛くないもので牛肉といっしょに炒めてあり「カンジャントッポギ」と言われました。(もともとのキムチが辛くないのと同じで、辛い料理は19世紀の頃よりみられる。)

コチュジャントッポギの発祥は朝鮮戦争直後の食糧として考えられた。1956年ソウルの新堂洞の空き地で屋台といて売っていたのが始まり。

ここには『トッポギ通り』というのがあり、路地の両側にトッポギの専門店が並び別名“トッポギ露地”とも言われています。

今では餅に他の食材を合わせて味付けもマスタードや胡椒、ケチャップを加えてオリジナルの“○○トッポギ”を出す店も多いとか。組み合わせによって様々な“トッポギ”を楽しむことができます。

 

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