ドラマ「運命のように君を愛してる」のヨウル島あれこれ

 

運命のように君を愛してる」のドラマでは、ミヨンの出身地の“ヨウル島”が重要な要素となっています。

実際には実在しない島ですが、設定では南海地域のどこかの島です。

韓国の南は海岸線がリアス式になっていて大小の島が多くあるところです。(日本の瀬戸内海のイメージ)

ドラマの中に登場する食事と言葉がそれを物語っています。

まずはゴンがヨウル島に乗り込んだ時に住民との会話ででてくる『イワシの包み飯』。ミヨンの母親の呼び名にもなっています。

次にミヨンが妊娠中に“好物”と称して食べていた『エイの刺身』です。

またミヨンの家族やヨウル島の人が話す抑揚のある言葉も南海地域や釜山出身の人が使う言葉です。(標準の韓国語とは明らかに違うのでよく聞いてみよう!)

 

カタクチイワシの包み飯=ミョルチサンバブ(멸치쌈밥)

サンバプ カタクチイワシをスープがドロッとするくらいまで煮込んだチゲをサンチュ等の葉っぱで包んで食べる料理。
南海地域の名物料理。
韓国では慶尚南道(行政区)の料理で、「慶尚南道に行ったらミョルチサンバブを食べろ」と言うくらい有名。

南海の人は仕事の合間の簡単な食事やお酒のつまみとしてよく食べていた。
韓国の南海は魚の豊富な漁場となっていてカタクチイワシもよく獲れる。
特に海草やカキの生産は盛んで海産物全般がおいしい所でもある。

ゴンがミヨンの母親を“包み飯の女将(サンバブヨイン)”と呼ぶのはここからきている。ゴンがミヨンの母の食堂で食べるのもミョルチサンバブ。

 

エイの刺身/洪魚三合=ホンオサムハプ(홍어회삼합)

북문족발_(60) 韓国語でも刺身(=フェ)はよく食べられるが、ミヨンの食べていたものは「洪魚三合(ホンオサムハプ)」という料理。
洪魚=エイを発酵させた刺身(=ホンオフェ)をゆで豚、キムチと挟んで食べるため“三合(サムハプ)”といわれる。

ホンオフェはエイを発酵させた刺身で強烈なアンモニア臭がするため韓国でも好き嫌いが分かれる。
(ゴンが鼻に詰め物をしていたのはこの臭いのせい)その臭いはアジア最大とも言われ、これを口に入れたまま深呼吸をすると窒息するらしい。

韓国のお酒のマッコリと一緒に流し込むのが通の食べ方とされる。
全羅南道木浦地域の郷土料理。韓国では高級食品の一つとも言われ、南海地域の冠婚葬祭では欠かせないごちそうとなっている。

実際の撮影は統営(トンヨン)の昆里(コンリ)という島で行われた。統営市は慶尚南道(上記、全羅南道の西)に位置する都市で、大小の美しい島と温暖な気候のため『東洋のナポリ』とよばれる。

 



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