韓国時代ドラマ「イ・サン」のあらすじ・相関図・キャスト

韓国時代ドラマ「イ・サン」は李氏朝鮮王朝500年の歴史で名君といわれる歴代君主の1人です。

ドラマのタイトルにもなっている“イ・サン”は後の第22代正祖の幼少のころの名前です。

正祖の治世は李氏朝鮮のルネッサンスとも言われ文化的な発展の華々しい時代でもあり、政治の業績も数多く残しています。時代劇ドラマの歴史的背景にも多く登場する君主です。(2013年3月現在LaLaTVで放送中)

 

 

ドラマ概要

日本語題名:イ・サン(李祘)

韓国語題名:이산(韓国MBC)

演出:イ・ビョンフン

出演:イ・ソジン/ハン・ジミン/イ・ジョンス/イ・スンジェ

 

あらすじ:

このドラマはイ・サンの父である荘献(思悼)世子が祖父の英祖を巻き込む政治闘争によって死に至り、その後、名君といわれる治世を描いたものです。歴史をさかのぼること第19代粛宗の時代から激しさを増す政治党争とその中にあって政治的・文化的な功績を残した正祖の人生と側室の宜嬪成氏(ソンヨンのモデル)との恋愛を織り交ぜた超大作(全77話)となっています。

李氏朝鮮王朝の党争が激化する中、サン(イ・サン)は父である思悼世子(荘献)が官僚や外戚の策略により21代英祖の怒りを買ってしまう。幼少のサンは父親や家族、政局の間で女官に習いのソンヨン(のちの宜嬪成氏)と父を助けようとするが、願いかなわず死に至るという悲劇(1762年壬午士禍)が起こる。

その悲劇を乗り越え、党争に翻弄されながらも“名君”としての高い評価を得る実績を残す。また愛する者を失いたくないというソンヨンへの思いと宮中での争いや陰謀に巻き込んでしまうかもしれない王(の後継者)としての苦悩の恋愛を織り交ぜたイ・サンの生涯はいかなるものだったのか。。。(ただし宜嬪成氏ことソンヨンとの恋愛はフィクションです。)

なお、宜嬪成氏も女官出身の側室(承恩尚宮スウォンサングン)であるのは事実なようで、その点でドラマ「トンイ」の主人公、淑嬪崔氏とは共通するところがあります。そのつながりはこのドラマの監督であるイ・ビョンフン監督の粋な演出によってドラマ中にも出てきます。「トンイ」(2010年作)と「イ・サン」(2007年作)を見た人には分かるので、ぜひドラマ中で納得してください。

※史実ではイ・サンは確認されているだけでも3度の暗殺未遂があります。

>>「イ・サン」相関図

>>「イ・サン」登場人物(外部リンク)

>>「イ・サン」韓国MBCサイト(外部リンク)

 

こんな記事も読まれています



サブコンテンツ

このページの先頭へ