朝鮮王朝の家系図のまとめ:英祖から正祖まで

朝鮮王朝の歴史は王の血筋を守ることが最重要視された歴史でもあります。第19代粛宗~第21代英祖、そして第22代正祖(イ・サン)に続く家系はそれぞれの後継者を誰にするかで、大いにもめた世代です。(なぜか後期になると王妃からの嫡子が少ない。)王室の存続はすなわち朝廷の権力の存続にもつながるわけで、引いては外戚の家門にも関わる重大なことでした。それゆえに王妃となるのは名門出身ではありましたが、場合によっては一族の存亡の危機に見舞われることもありました。

ドラマ「イ・サン」や「大王の道」で登場する恵慶宮洪氏(サンの生母)もその様な立場の1人です。父親(実家)と夫、息子の後ろ盾になる党派が敵対していたため、微妙な立場におかれています。

 

○粛宗から正祖までの家系図

家系図と相関関係

 

※~君は男子、~世子は王の跡継ぎです。

※~翁主(オンジュ)は側室から生まれた女子、正室から生まれた女子は公主(コンジュ)といいます。

 

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